友禅のつづき~色差し&水元~

地入れをした生地に
伸子を張りなおして
色差しをしました。

地入れがうまくいっていなくて
糊の生地への食い込みがあまかったり、
染料に入れる助剤の糊気の加減が
うまくいっていないと、
糸目糊の輪郭線から
色がはみだしてきます。

この、色がはみ出すことを
「泣く」と言っていました。

お花の花芯のことを
「におい」と言ったり。
ぼかしを入れるときの
グラデーションの染め際のことを
「あし」といったり。
その世界にはその世界の
(もしかしたらその工房だけの?)
用語があるものですね。

色差しを終えたら、生地と
不織布を巻いて、蒸します。
今回は、こものにするので
地染めはしませんでした。

蒸し上がったら、生地を水で洗います。
輪郭線の防染の役割をしていた
もち糊が、お水にふやけて取れてゆき、
白い線になってでてきます。

色は思ったよりもきれいでしたが
布が乾くとやっぱり
ほわんと素朴な、やさしい感じです。

幼なじみに、ふたり目の赤ちゃんが
そろそろ誕生する予定。
かなり素朴なできばえですが、
今回の鳥さんと天使さんを
モビールにして、プレゼントできたらと
おもっています。

友禅のつづき~糊置き~

先日つくったもち糊で、
糊置きをしました。

糊置きの前に
青花で下絵を。

以前は、絹にしか染めたことが
ありませんでしたが、
今回はじめて木綿に染めてみようと
思っています。

絹と木綿では、染料自体が
変わってくるので、生地にどのくらい
定着して、発色するのかさっぱりわかりません。

上出来とはいえない糊で
ひさびさの糊置きも
恥ずかしいほど下手くそでいやになりましたが、
キャンバス地のような
厚手の木綿生地に、いったいどれだけ糊が
くいこんでくれるのかな、
なんて思いながら、ひさしぶりの
糊置きをたのしみました。

地入れは、この海草(?)のふのり
を、煮溶かして、お水で薄めてつかいます。

この大きな刷毛で生地の裏側に
たっぷり液をひいて、
タオルでしゅっとふき取って
わたしはコンロで乾かします。

この地入れで、置いた糊が
水分でふやけて生地の中にぐっと
食い込みます。

色差しもすこししました。

生地の裏に引っかかっている
木の棒は、伸子や、こばり(子針?)といって、
生地をぴんと引っ張ってくれます。

この棒の先には、針がついていて
刺さるととても痛いので、
こどもたちには決して触らせないように
気をつけて置いています。

このお道具たちは、
友禅の工房にいたときにいっしょに働いていた
先輩の職人さんが
「わたしはもう使わないからもらってくれる?」と
わたしに譲ってくれたものです。
たくさんの伸子も、染料皿も。

お母さんみたいなあたたかい人で、
お部屋でふたりで色差しをしていると
窓からふわっと入る風に
「あ、今、栗の花が萌える匂いがした。」
とつぶやくようなすてきな女性で、
ふたりですごす時間がとても好きでした。
こうしてまた、たいせつなお道具を
つかえることがうれしいです。

白川の橋

ドラマやテレビで見るこの橋。

行者橋というらしいのですが、
京都に長年住んでいるというのに渡った事が無く、
この前初めて渡りました。
意外と怖い…
でも情緒を味わいたいと、とりあえず渡りました。

余談ですが、この橋を渡っているときに
高校時代の平均台の授業を思い出しました。
私は体育が苦手で、マット運動や跳び箱、
平均台といった運動が特に苦手でした。
平均台の上ででスキップをする課題があったのですが、
微妙な高さに驚き、怖さが勝って
摺り足のお能の様な動きをしていました。
先生、何もツッコまなかったけど、
大丈夫だったのかしら…

今ではいい思い出ですが、
いつも体育の成績だけはよろしくありませんでした。

夏の袋帯 出品しました。

素敵な夏の袋帯が入荷しましたので、
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