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阿弥陀寺

わたしが以前稽古をつけていただいていた 日本舞踊の先生の息子さんが 阿弥陀寺の信長忌で舞を奉納する というので、ひさしぶりに連絡をいただき、 家族で見に行ってきました。 信長忌というのは、信長の命日に 信長を偲ぶ法要なのだそうで、 年に一度この日だけ、阿弥陀寺の 本堂が公開されるのだそうです。 ぴかぴかに晴れた当日、 境内には、丸く刈り込まれた梔子の木が かわいらしく、風が吹くたびに 梔子の花の甘い香りがふわりと漂って いました。 ざんねんながら本堂は撮影禁止でしたが、 住職の読経のあと、その場がそのまま 舞台となり、笙とコントラバスの演奏に合わせて 藤間信乃輔さんの舞の、異色のコラボ ステージとなっていました。 笙は、むすめの神楽のお稽古でも よく聴いていますが、その笙とは まったく別ものにおもえるくらい カッコよかったです。 ブラックミュージック的な音楽に、 一本の笙の音がとてもよく響き、 なんならわたしには教会のパイプオルガン くらいに聴こえました。 どこかのバーで お酒を飲みながら聞いてもすてきそうだなぁ などとおもいつつ、先生に笙の演奏家の お名前をお聞きしたら、「豊剛秋」さんという 宮内庁の演奏家なのだそうで、 とてもすごい方のようでした。 むすめたちは、次女はおとなしく 見入っていましたが、長女は パパに肩車をしてもらったことがうれしく、 いたずらに夢中のようでした。 先生にお土産にいただいた あんころ餅。年の数だけといって 食べていました。

だいやす

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